CDNetworks.co.jp Blog

ddos-attack2
クラウドセキュリティ

DDoS攻撃とは?その仕組み、種類、防御対策まで

DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)は、ネットワークやWebサーバなどのリソースをターゲットとして、これに膨大な量のリクエストを送り付けることで機能を停止に追い込むことを目的としたサイバー攻撃の一種です。トラフィックがサーバの許容量を超えると、ユーザからのリクエストに応答できなくなり「サービス停止」が発生します。 DDoS攻撃では、複数のネットワーク機器が連携して大量のトラフィックを発生させてサーバを停止に追い込みます。多くの場合、銀行やメディアサイト、時には発電所など、人々の生活に関わる重要なサービスをターゲットとして、これらの攻撃は実行されます。 攻撃者の目的は、システムの停止やダウンタイム中に情報搾取(フィッシング詐欺)や身代金要求(ランサムウェア)など次なる攻撃を仕掛けることや、企業評判や信頼度の低下、または単に無秩序を引き起こす目的まで様々です。  DDoS攻撃の仕組み DDoS攻撃は、攻撃者によって感染させられた機器ネットワークが、攻撃者のコマンドの下で一斉に動作することで実行されます。これらの侵害された機器は、ボットネットと呼ばれる組織体を形成します。ボットネットは悪意のある大量のトラフィックを、ターゲットとするリソースに送信する役割を果たします。 ボットネットを形成する機器には、モバイル、PC、サーバ、そしてIoTデバイスなどが含まれ、これらは離れた場所に分散しており、これらの機器は数千から数百万にもなる場合があります。機器自体は、セキュリティの脆弱性を攻撃者によって侵害され機器の所有者の知らないうちにマルウェア感染させられた一般市民のものが利用されています。 過去最大かつ注目度の高かったDDoS攻撃の1つは、2016年のDyn攻撃で、アメリカ国内の多くのインターネットサービスと、Twitter、Guardian、Netflixなどのサイトを機能不全に陥れました。この攻撃では、カメラ、テレビ、プリンター、さらにはベビーモニターなどのIoTデバイスで形成されたボットネットを使用したMiraiと呼ばれるマルウェアが使用されました。 DDoS攻撃の実行プロセスは、次の通りです。 まず攻撃者は、セキュリティ脆弱性のある機器をマルウェアに感染させて制御可能にします。そしてボットネットが形成されると、攻撃を実行するために特定の指示が各ボットにリモートで送信されます。ターゲットがネットワークサーバやWebサーバの場合、各ボットはサーバのIPアドレスにリクエストを送信します。これら各ボットは、一般家庭に設置されているインターネット上でも正当と認識された機器でありトラフィックは正常に見えるため、不正なトラフィックかどうかを区別することは非常に困難です。 DDoS攻撃が危険な理由 DDoS攻撃が危険である主な理由の1つは、その単純さのためです。DDoS攻撃を実行するために高度な技術は一切必要ありません。 攻撃者は、ターゲットとするサーバにコードをインストールする必要はありません。必要なのは、機器をマルウェアに感染させて、それらを制御してターゲットのサーバに向けて数百万のpingを同時に送信することだけです。実際、2016年のDyn攻撃で使用されたMiraiボットネットはオープンソースでした。つまり、誰もがそれを利用してDDoS攻撃を仕掛けることができるのです。 DDoS攻撃は、分散した場所からトラフィックが送付されるために防御が難しく、ボットネット内の侵害された機器(ゾンビマシン)は、異なるIPアドレスを持っています。疑わしいIPアドレスからのリクエストをブロックするフィルターを追加することは1つの方法ですが、そのようなIPアドレスが数百万とある場合、それは持続不可能な防御対策と言えます。 さらに悪いことに、DDoS攻撃の潜在的な攻撃ベクトルは日々増加しています。多くの機器が日々消費者の手に渡り、IoT市場が拡大するにつれ、より多種多少な機器の潜在的なDDoS攻撃からの防御はより困難になっています。そして、これらの機器は、標準的なコンピュータやサーバと比較して高度なセキュリティソフトウェアを備えていないことから、将来的にハッキングや侵害を受けてボットネットの一部を形成する可能性もあります。 DDoS攻撃の種類 DDoS攻撃自体は単純ですが、その種類はさまざまです。次にDDoS攻撃の一般的な種類を示します。 ネットワーク層(L3/4)、プロトコル攻撃 これは、ネットワークインフラを標的とするDDoS攻撃です。 例えば、低速のping、不正な形式のping、部分的なパケットを送信することにより、接続リクエスト検証を担うネットワーク領域を攻撃します。このタイプの攻撃は、ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール(WAF)を通過してしまうことがあるため、単にファイアウォールだけで防御することはできません。さらにファイアウォールは、ネットワークの奥深くに配置されていることが多く、これはトラフィックがファイアウォールに到達する前にルーターが危険にさらされる可能性があることを意味します。 ネットワーク層攻撃の一般的な種類には、Smurf攻撃やSYNフラッド攻撃が含まれます。これらは、TCP/IP接続リクエストを終了せずに開始し、サーバは到着しない確認応答(ACK)パケットを待ち続けます。 ネットワーク層またはプロトコル攻撃の深刻度は、実際のビットではなく、送信される情報のパケット数に依存するため、1秒あたりのパケット数で測定されます。 アプリケーション層(L7)攻撃 これは、アプリケーションを機能不全にすることを目的とするDDoS攻撃です。これらは、オープンシステム相互接続モデル(OSI)の最上位層またはアプリケーション層をHTTP、HTTPS、DNS、またはSMTPを介して攻撃します。 攻撃は、Webページがサーバ上で生成され、HTTPリクエストに応答して配信される層を標的とします。アプリケーション層攻撃の例としては、HTTPフラッド攻撃、パスワードスプレー攻撃、BGPハイジャック攻撃などがあります。 アプリケーション層攻撃の深刻度は、ハッカーがボットネットのトラフィックを使用してアプリサービスへのアクセスをリクエストする頻度や継続的な頻度に依存するため、1秒あたりのリクエスト数で測定されます。

Read More
Security Days 2021 Spring image1
イベント情報

Security Days Spring 2021 東京

CDNetworksは「Security Days Spring 2021 東京」に協賛/講演いたします。今年はオフサイト×オンサイト/ライブ配信での開催です。なお、本年は展示ブース(3日間)へ参加いたしますので、お気軽にお立ち寄りください。皆さまのご来場・ご視聴を心よりお待ちしております。 ■CDNetworks講演情報 タイトル 国内トップ企業が実践するクラウドを活用したWebセキュリティ脅威への対策と運用事例紹介 講演日時 2021年3月5日(金)14:30-15:10(40分間)[E3-06] 講演概要 昨今、Webに対するサイバー攻撃が増加しています。コロナ禍によりデジタルシフトが加速し、テレワークなど新しい働き方の隙を狙ったエンドポイントセキュリティに注目が集まる中、今年1月に発表された”セキュリティ10大脅威”では、ランサムウェアや標的型攻撃などのWebセキュリティがさらに上位を占めています。 本セッションでは、現在も今後も重要なポイントとなる”Webセキュリティ”にフォーカスして、公開Webサイトのサービスやアプリケーションを狙った標的型攻撃など、Webの脆弱性を狙った攻撃から保護するWAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)およびBot攻撃/DDoS攻撃の除去サービスなど、今国内トップ企業が実践する“クラウド型セキュリティサービス”を活用したセキュリティ対策について、その運用事例を交えてご紹介します。 講演者 日本地区、セールスマネージャ 堀井義貴 参加費 無料(事前登録制) お申し込み お申込みは >> こちら *本イベントはオフサイト並びにオンサイト/ライブ配信にての開催となります。 ■イベント情報 イベント名 Security

Read More
Security Days 2021 Spring image1
イベント情報

Security Days Spring 2021 福岡

CDNetworksは「Security Days Spring 2021 福岡」に協賛/講演いたします。今年はオフサイト×オンサイト/ライブ配信での開催です。皆さまのご来場・ご視聴を心よりお待ちしております。 ■CDNetworks講演情報 タイトル グローバルCDN事業者が紹介する国内トップ企業が実践するクラウドを活用したWebセキュリティ脅威への対策と運用事例紹介 講演日時 2021年2月26日(金)12:00-12:40(40分間)[FA-04] 講演概要 昨今、Webに対するサイバー攻撃が増加しています。コロナ禍によりデジタルシフトが加速し、テレワークなど新しい働き方の隙を狙ったエンドポイントセキュリティに注目が集まる中、今年1月に発表された”セキュリティ10大脅威”では、ランサムウェアや標的型攻撃などのWebセキュリティがさらに上位を占めています。 本セッションでは、現在も今後も重要なポイントとなる”Webセキュリティ”にフォーカスして、公開Webサイトのサービスやアプリケーションを狙った標的型攻撃など、Webの脆弱性を狙った攻撃から保護するWAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)およびBot攻撃/DDoS攻撃の除去サービスなど、今国内トップ企業が実践する“クラウド型セキュリティサービス”を活用したセキュリティ対策について、その運用事例を交えてご紹介します。 講演者 日本地区、セールスマネージャ 堀井義貴 参加費 無料(事前登録制) お申し込み お申込みは >> こちら *本イベントはオフサイト並びにオンサイト/ライブ配信にての開催となります。 ■イベント情報 イベント名 Security

Read More
イベント情報

EC Camp オンライン 2020

CDNetworksが『EC Camp オンライン 2021』に参加します。2月8日(月)~19日(金)までの土日祝を除く9日間のオンライン開催です。弊社のオンラインブースでは、チャットやWEB会議にてご相談を承ります。是非お気軽にお越しください。 ■イベント情報 日時 2021年2月8日(月)~19日(金)10時~17時(土日祝を除く) 概要 コロナ禍により、昨年末に開催予定だった『EC Camp』がついに2月にオンライン開催で帰ってきます。 国内・越境ECを通じてビジネスの成功を目指す中小企業、小規模事業者の皆様が、【ECのノウハウを学び、EC支援事業者に出会える】イベントでです。 参加無料ですので、是非この機会をお見逃しなく、ご参加ください! ==見どころ== 1.EC支援事業者(55社)のオンラインブース 2.国内や越境ECの概況やノウハウを学べるオンラインセミナー 3.国内EC出店、SNS活用、WEBプロモーションに関してのワークショップの開催 4.10分間で見られるEC関連動画を多数ご用意 ==こんな方におススメ== *国内・越境ECにチャレンジしたい *ECでもっと売上をアップしたい *EC業務を効率化したい など 各種コンテンツ 展示エリア(EC支援事業者の紹介、相談)、オンラインセミナー、オンラインワークショップ、オンライン講座など 参加費 無料(事前登録制)

Read More
Webinar|Online seminar image
イベントレポート

ウェビナーレポート|動画マネタイズセミナー

2020年12月16日開催:ウェビナー講演動画(30分間) 「動画マネタイズセミナー~動画コンテンツのネット販売を新たな収入源に育てるには」 >> 講演動画の視聴はこちら >>講演資料のダウンロードはこちら コロナ禍により世の中のオンライン化が加速度的に伸長しており、最近は動画をビジネス活用する企業様も増えています。動画は、人の目に留まりやすく記憶にも残りやすいため、動画を新しい顧客層にリーチできるチャネルとして今こそ積極活用しましょう。 そこで、事業ノウハウやハウツー、教育、研修などさまざまな良質動画コンテンツをお持ちの企業様は、それをネット販売して新たな収入源とする方法を検討されてみてはいかがでしょうか。 本ウェビナーでは、CDNetworks×カテノイド社がタックを組み、コロナ禍で新たな販売チャネルを模索する担当者様に向けて、動画コンテンツを使った新しいビジネスの枠組みをご提案します。企業動画のネット販売について、その基本的なノウハウの解説から、販売時に必要なプラットフォームとしてカテノイド社の「メガDOGA」と弊社のCDNサービスを、その活用事例を交えてご紹介します。 – 講演 – 株式会社シーディーネットワークス・ジャパン テクニカルアカウントマネージャ 中原嘉隆 株式会社カテノイド 営業・マーケティング部 部長 杉岡仙一 ========================= 動画/ライブ配信関連サービスの詳細 >>こちら ========================= 何かお困りごとがございましたら、CDNetworksでは、Web会議(30分ほど)でのサービス紹介も承っております。 お気軽にお申し付けください。 ================================== ■お問い合わせはこちら >>お問い合わせフォーム ■その他資料のダウンロードはこちら >> 資料ダウンロード ================================== 株式会社シーディーネットワークス・ジャパン

Read More
年末年始休業日のお知らせ
プレスリリース

【お客様各位】年末年始休業日のお知らせ

平素は格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。弊社の年末年始の休業期間を下記の通りとさせていただきます。お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 記 【年末年始休業期間】2020年12月29日(火)~ 2021年1月4日(月) 【営業開始日】2021年1月5日(火)9:00より   -休業期間中の各種窓口およびシステム運用について- ■ Webフォームからのお問い合わせ 休業期間中にいただきましたお問い合わせへの回答につきましては、2021年1月4日(月)の営業開始後に順次対応させていただきます。少々お時間をいただきますことご了承ください。 ■ システムの運用について システム監視は、24時間365日対応しております。休業期間中も通常通り運用いたします。 -お問い合わせ先- 株式会社シーディーネットワークス・ジャパン 代表窓口 TEL: 03-5909-3369 Mail: info@cdnetworks.co.jp 営業窓口 TEL: 03-5909-3373 Mail: marketing@cdnetworks.co.jp 以上

Read More