CDNetworksのクラウドDNSは、世界各地に分散配置したサーバ構成でグローバルの名前解決のパフォーマンスと可用性向上を実現します。
CDNetworks Inc. (米国カリフォルニア州サンノゼ発表)は現在、世界中に48台のクラウドDNS (Domain Name System)サーバを設置しています。これは主要なDNSサービスプロバイダをしのぐ最大級の規模を誇ります。DNSとは、ウェブサイトの名前をIPアドレスにマッピングし、名前解決するための分散型データベースの1つです。一般的にほぼすべてのインターネット接続において、まず初めにDNSへアクセスしており、CDNetworksは世界のあらゆる地域でサービス利用中のすべての顧客に対して最も身近なDNSサーバで名前解決をすることで、ウェブ高速化を実現しています。
iOfferのCEOであるRyan Boyce氏は次のように述べています。「iOfferは、サンフランシスコのデータセンターからオンラインショッピングサービスを世界に向けて提供しています。CDNetworksのクラウドDNSの導入により、DNS要求をサンフランシスコへ戻す必要がなくなり、顧客は最も近くにあるDNSサーバからサービスを受けることができるようになります。その結果、名前解決にかかる時間が短縮され、ウェブサイトでのやり取りが高速化されます。CDNetworksが世界中に設置している48台のDNSサーバにより、iOfferはヨーロッパ、中国、およびアジア全体を含めた新たな市場においてビジネスの急速な拡大を実現しているのです。」
過去1年間、CDNetworksは、アジア、ロシア、ヨーロッパ、および南アメリカにおいてDNSサーバを追加し、専用のサーバは37台から48台へ大幅に増加しました。その結果、サイトパフォーマンス測定のGomezテストでは、CDNetworksのグローバルDNSのパフォーマンスが主要なDNSサービスプロバイダよりも37%高速であり、アジアにおいては最大10倍高速であるという値を計測しています。
これにより、グローバルにサービスを展開するオンラインショップ、金融取引、旅行予約、およびオンラインカジノは、クラウドDNSサービスのパフォーマンス向上の恩恵を享受しています。そして、CDNetworksのクラウドDNSサービスは、DNSサーバの大規模な分散配置により高い可用性を実現しています。そのため、悪意のあるトラフィック集中があった場合にも確実な名前解決をすることができます。※
CDNetworksは、現在、顧客のウェブサイトおよびクラウドアプリケーションの高速化に力を入れており、DNSはパフォーマンスと可用性向上において重要な役割を果たしています。我々は、引き続き新興市場および成長市場を含むグローバルな拡張に向けて、クラウドDNSサービスへの投資と拡大を続け、事業展開をしていくことを予定しています。
詳細については、以下にて情報を提供しております。
・サービスページ(日本語)
・オンラインビデオ(英語)
※これは、CDNetworksの権威DNSネットワークそのものがアクセス過多等の攻撃による悪影響を受けにくいことを指しており、セキュリティ上の保護を保障するものではありません。
<図の説明>
① お客様専用サイト(カスタマーポータル)上でDNSの設定
② すべてのDNSサーバに設定情報を迅速に反映
③ Anycastにより、エンドユーザ最寄りのDNSで名前解決(サーバダウン時は次に近いDNSで名前解決)
以上
About CDNetworks
CDNetworksは世界で最もチャレンジングな新興市場でミッションクリティカルなe-ビジネスを可能にします。ウェブ高速化ソリューション(コンテ ンツ・デリバリ・ネットワーク:CDN)を「どんなサイトにも」「コンテンツや端末を問わず」「国外へ向けても」提供するアジア最大級のグローバル企業と して、主要な配信拠点から構成されるグローバルインフラによる負荷分散を基盤に、エンタープライズ・ソフトウェア・eコマース・ハイテク・メディアおよび ゲームなど幅広い業界へサービスを提供しています。特に中国・東南アジア・インド・中東・ロシア・アフリカ・中南米などの新興市場に自社拠点を設置し、グローバルサービスを提供している唯一のCDN事業者です。2000年に設立されたCDNetworksは、日本・韓国・中国・米国・英国・仏国にオフィスを構えています。
詳細については、www.cdnetworks.co.jpをご覧ください。
[本件に関するお問い合わせ先]
株式会社シーディーネットワークス・ジャパン
マーケティング担当 増山
TEL: 03-5909-3373 Mail: marketing@cdnetworks.co.jp