本記事は、2019年9月9日に開催された「越境EC ”まるごと” フェスティバル 2019」の開催レポートをお届けします。なお、記事の末尾には、講演資料のダウンロードリンクを設置しています。あわせてご利用ください。
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当日未明の台風15号接近の影響により、午後からのイベント開催となりました。
会場・当社ブースに足をお運びいただきました皆様には厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
台風の影響により、予定されていたほとんどのセッションが中止となるなか、午後のCDNetworksのセッションは、幸運にも予定通りに実施することができました。
講演では、海外から見たWebサイトの表示速度について、実際に測定ツールを用いて検証し、
売り上げに直結するWebサイトの表示速度の重要性について、解説させていただきました。
本稿では、ダイジェスト版として内容を解説いたします。
なお、記事の末尾には、講演資料のダウンロードリンクを設置しています。あわせてご利用ください。
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<CDNetworks講演>
「貴社のWebサイト海外ユーザーが問題なく見れてますか?」
意外と知らない海外消費者から見た日本のWebサイトの改善点(問題点/弱点など)を教えます!
越境EC市場の現状と運営方法
経済産業省の調査によると、日本の越境EC市場規模は中国、アメリカが圧倒的に上位を占めています。
では、これらの魅力的な越境EC市場へのベストなアプローチについて考えましょう。
まず、ECサイト運営方法は、楽天市場やAmazonのようなモール型と、自社ECカート型の2種類の方法があります。
それぞれに、長所・短所はありますが、ここでは自社ECカート型の運営に際しての注意すべきポイントについてお伝えします。
越境ECサイト運営において注意すべきポイント
・海外からのトラフィックに対応できる環境であるか
・モバイル対応しているか
・攻撃の対策をしているか
これらすべての要素は表示速度に大きく影響するため、対策を怠ってしまうとユーザからアクセスされないWebサイトになってしまいます!
表示速度が与えるビジネスインパクト
2018年7月に、モバイル検索においてのサイト表示速度を、ランキング要素として使用されることがGoogleから発表されました。
GoogleのImpact Calculator(https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/)というシミュレーションツールで、Webサイトの表示速度が与えるビジネスインパクトを測定することができます。
そこで、講演では実際に、某大手有名化粧品ECサイトのスピードを測定してみました。
Webサイトの表示速度と売り上げは密接に連動しています。
ECサイトを成功させるには、まず、表示速度の速さがカギとなりますのですでに運営サイトをお持ちの方は、今一度、自社サイトの表示速度をこのツールを利用して、検証されてみてください。
下記は、表示速度が遅延してしまう原因として考えられる要素です。
貴社のWebサイトには当てはまる項目はないでしょうか?
(クリックで拡大)
解決できる対策は?
これらの原因の解決策として、CDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)で解消することが可能です。
CDNとは、コンテンツ・デリバリ・ネットワーク(Content Delivery Network)の略で、
世界中に張り巡らされたCDN専用の配信ネットワーク(CDNプラットフォーム)を利用して、
Webサイトにアクセスしようとするエンドユーザに最も近いPoP(配信拠点)から効率的にWebコンテンツをスムーズに配信し、Webサイトが高速化できるという仕組みです。
CDNetworksの ウェブ・パフォーマンス・スイート ≫ https://www.cdnetworks.co.jp/service/
ココにも注意!中国への配信とセキュリティ対策
さらに、越境ECの巨大市場である中国に関しては、法規制など特別な通信事情もあるため、中国向けのビジネス展開には、規制ルールの順守・対応が必要です。
CDNetworksでは、中国内に自社拠点を所有しており、中国の複雑な配信にも、多くの実績と経験を持っているため、法規制に関する情報提供をはじめ、他ベンダにはないサポート体制が整っています。
CDNetworksのチャイナ・アクセラレーション ≫ https://www.cdnetworks.co.jp/service/china.html
また、ECサイではセキュリティ対策も万全に整えておくことも必須です。
世界中からのWebサイトへのアクセスが増えることにより、攻撃にさらされる確率も高くなります。
最近では、大手ECサイトで防御された攻撃が、比較的対策が緩いと言われている中小のECサイトに流れてくる傾向も見られるため、サイバー攻撃防御や顧客の個人情報が完全に守られている安全なサイト作りも重要なポイントとなります。
これらは、CDNを利用することによって、サイトの高速化と並行して、セキュリティ面の強化も同時に行うことができ、高速かつ安全なECサイト運営が可能となりますので、
課題をお持ちの方や、ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。
CDNetworksのクラウド・セキュリティ対策 ≫
https://www.cdnetworks.co.jp/service/cloud_security_ddos.html
越境ECソリューションの詳細 ≫
https://www.cdnetworks.co.jp/industry/global-commerce.html
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