CDNの利用はDDoS対策の役に立つ!?

blog-cdn-are-useful-for-ddos

Table of Contents

Try CDNetworks For Free

Most of our products have a 14 day free trail. No credit card needed.

Share This Post

増え続けるDDoS対策サービスへのニーズ

日々、再販パートナーさまやお客さまと接していて感じるのは、日本市場も年々セキュリティサービスのニーズが増えているということです。いわゆるお堅い業界はもちろんのこと、意外な業界から引き合いをいただくこともあります。ただ、「CDNを利用すればDDoS対策は万全なのでは?」というお言葉をいただくことも多く、その誤解を解かなければならないこともしばしばです。

そこで今回は、CDN とDDoS攻撃の関係性について簡単に説明したいと思います。

DDoS攻撃とは?

では、DDoS攻撃とはどのようなもので、どのように作用するのかをまず説明しましょう。DDoS攻撃とは、ネットワークレイヤ(レイヤ3/4)またはアプリケーションレイヤ(レイヤ7)に対するサイバー攻撃です。それぞれ手法は異なりますがWebサイトの表示を妨害して不利益をもたらすのが目的である点は同じです。

●帯域幅圧迫攻撃(レイヤ3/4)
通常では賄えない大量のトラフィックで回線を圧迫させてWebサイトの表示を妨害する攻撃です。代表的なものは「リフレクション攻撃」や「UDPフラッド攻撃」があります。

●セッション浪費攻撃(レイヤ3/4)
大量のパケットをサーバに送りつけた上で、サーバからの応答を無視することでサーバのリソースを枯渇させる攻撃です。代表的なものは「TCPフラッド攻撃」や「コネクションフラッド攻撃」があります。

●アプリケーション攻撃(レイヤ7)
大量のHTTPリクエストを投げつけることでサーバの処理能力を圧迫する攻撃です。代表的なものは「HTTP GET フラッド攻撃」や「HTTP POST フラッド攻撃」があります。

CDNはDDoS対策の役にたつのか?

さて、ここまでDDoS攻撃の種類を紹介しましたが、これらの攻撃を防ぐ上でCDNは有効なのでしょうか?それぞれのタイプ別で考察してみましょう。

●帯域幅圧迫攻撃(レイヤ3/4)
CDNは大量のトラフィックでも安定配信するためのサービスです。当然ながら太い回線を複数持つことで可用性を維持していますが、結論から言うとDDoS攻撃を完全に防ぐためには「不十分」です。CDNはあくまで共用サービスであることを忘れてはいけません。もちろん回線キャパシティの範囲内であったり、他のお客さまに迷惑をかけていない状況であれば問題はありません。しかし他のお客さまの配信に影響をおよぼすレベルになれば、CDNベンダーとしては対処が必要です。場合によっては、サービス除外の措置もありえるでしょう。

●セッション浪費攻撃(レイヤ3/4)
CDNは大量のトラフィックでも安定配信するためのサービスです。当然ながら高性能なHTTPサーバを大量に分散配置させていますが、結論から言うとこの場合も「不十分」です。これも上記と同様に共用サービスである点を意識しなくてはいけません。CDNのサーバがこれに耐えられるレベルなら問題ありませんが、他のお客さまに影響をおよぼすレベルになれば対処が必要です。

●アプリケーション攻撃(レイヤ7)
結論から言うとこの場合が最も「不十分」です。大量のHTTP GETフラッド攻撃を受けても、CDNでキャッシュしていれば問題ありません。しかし、この場合は課金トラフィックとみなされるために想定外の請求が発生する可能性があります。また、キャッシュされていない、またはキャッシュすべきでないコンテンツのリクエストの場合はどうでしょうか。この場合は、CDNで処理することができないためにお客さまのWebサーバにリクエストが届いてしまいます。

security image1

DDoS防御機能を持つCDNのセキュリティサービス

このように、CDNの利用だけではDDoS対策として十分とは言えません。そこで、CDNにDDoS防御機能を付与したサービスが各CDNベンダーからリリースされています。最近では、オンデマンド型、常時ブロック型、TCP以外のプロトコルに対応しているものなど、方式や課金方法もさまざま用意されており、ユーザはそれぞれの環境や予算に合わせたサービス選択が可能です。

CDNの利用にプラスして、CDNベンダーのDDoS対策を利用することで、より効果的で万全な対策を実行できます。

CDNetworksでは、クラウド型のDDoS防御対策サービス「フラッド・シールド」を提供しています。CDNサービス利用中のお客さまが追加のセキュリティ対策として、そしてセキュリティ対策のみ導入を検討中のお客さまでも、営業担当が貴社に最適なプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

CDNetworksのクラウド型DDoS対策「フラッド・シールド」

「フラッド・シールド」は、大容量の配信キャパシティとネットワークを世界中に展開している弊社だからこそ実現できるクラウド型のDDoS攻撃対策サービスです。昨今発生しているDDoS攻撃のほぼすべてに対応し、ネットワークレイヤ3/4のすべての攻撃のほか、アプリケーションレイヤ7の攻撃にも対応します。

大規模攻撃の発生時には、CDNのプラットフォームが攻撃トラフィックを吸収し、正常なトラフィックは通常通り配信するため、お客さまはサービス停止などの被害を受けることがほとんどなく、Webサイトの可用性、高速性、安定性を維持いただけます。

CDNetwokrsのDDoS攻撃対策サービスをご検討の際にはぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

CDNetworksでは、フラッド・シールドをご利用いただいているお客様のデータを収集し、攻撃動向と今後の見通しについてレポートを提供しています。是非ご覧ください。

cta-sp-35

なお、弊社では、Web会議(30分ほど)でのサービス紹介も承っております。
ご興味、ご関心のあるお客様は、お気軽にお問い合わせフォームよりお申し付けください。

==================================
■お問い合わせはこちら >>お問い合わせフォーム
■関連資料のダウンロードはこちら >> 資料ダウンロード
==================================

株式会社シーディーネットワークス・ジャパン TEL:03-5909-3373(営業部)

More To Explore

プレスリリース

[プレスリリース]自社サイトへのHTTPS DDoS攻撃と緩和を観測: 攻撃概要と攻撃上位国

CDNetworksは、2022年11月8日、弊社Webサイトを標的とした220万リクエスト/秒(RPS)の大規模DDoS攻撃*と、弊社セキュリティプラットフォームによる緩和を確認いたしました。 90秒間で累計1億900万リクエストにおよぶDDoS攻撃を、弊社『Application Shield(アプリケーションシールド)』が防御しました。 * DDoS攻撃: Distributed Denial of Service Attackとは、分散型サービス妨害攻撃とも呼ばれるサイバー攻撃手法の一つです。複数マシンから大量のトラフィックを集中させることで、Webサービスとそれを支えるサーバやネットワークの正常稼働を妨害し、ユーザの利用を阻止しようとする悪質行為です。 CDNetworksが誇るクラウド型セキュリティソリューション『Application Shield(アプリケーションシールド)』は、マルチレイヤセキュリティでネットワークを万全に保護しています。今回の攻撃標的は弊社Webサイトでしたが、より安全なオンライン環境実現のため、このソリューションはWebサービスを提供する、また利用する全ての皆さまのお役に立つものです。 ■攻撃概要 * データ粒度: 5分単位 アプリケーション層への攻撃として最大規模でないにせよ、今回の攻撃がHTTPSを介したものであったことは注目に値します。HTTPS DDoS攻撃を仕掛けるには、安全なTLS暗号化接続確立の必要があり、それは攻撃者の多大なるコスト負担増を意味しています。それほどに、昨今のサイバー攻撃情勢は激化してきています。 2022年11月8日12時02分33秒(GTM+9)ごろ、170万RPSを超えるDDoS攻撃がCDNetworks Webサイトを標的として始まりました。この激しい攻撃は60秒間続き、最大で220万RPSに達しました。CDNetworksのセキュリティプラットフォームでは、今回の攻撃フィンガープリントと一致する3,400万RPSの大規模攻撃を過去にも確認していました。このため、標的となったCDNetworks Webサイトはボットネット*による今回の攻撃から自動的に・完全に保護され、更なる対策を講じる必要はありませんでした。 *ボットネットとは、サイバー攻撃者がトロイの木馬等を使用して乗っ取った、多数のユーザアカウントやコンピュータで構成されるネットワークのことです。ボットネットに組み込まれたアカウントやコンピュータは大抵は無自覚なまま、サイバー攻撃の際に踏み台として悪用されたり、加担させられたりします。 ■攻撃国別 トップ5 今回の2.2M

プレスリリース

CDNetworks、2022カタールW杯のストリーミング配信をアジア屈指OTT企業と展開

『FIFA World Cup Qatar 2022』で最高潮を迎えているスポーツストリーミング配信の一翼を、アジア屈指のOTT*プラットフォーム企業と共に、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)の業界先駆者であるCDNetworksが担っています。 顧客であるOTTプラットフォーム企業および数百万人の視聴者の皆様に、この歴史的なイベントのライブストリーミングおよびビデオオンデマンドストリーミングサービスを本年もご提供できることは、私たちの喜びです。 * OTT: Over-the-Topとは、地上波放送・衛星放送・ケーブルTVといった通常配信手段を迂回し、インターネットを介して視聴者に直接提供されるメディアサービスの総称です。   ■CDNetworksによるストリーミングサービスの特長 1. ライブストリーミングに関するナレッジ CDNetworksには、ライブストリーミングに関する20年以上もの経験と技術力が集積されています。イングランドプレミアリーグ、アジアカップ、東南アジア競技大会といった国際的ゲームのストリーミングにおいても、プロフェッショナルなメディアデリバリソリューションを提供中です。 2. 大規模配信も安定の圧倒的リソース CDNetworksのコンテンツデリバリネットワークは、20万台以上のサーバ、2,800超のCDN PoP*で、世界70以上の国・地域をカバーしています。そうした潤沢なネットワークリソースが、グローバル数百万人規模の視聴者にも超低遅延かつ安定的な最高品質の配信体験をお届けし、OTTプラットフォーム企業の競争力を高めています。 *PoP: Point of Presenceとは、ネットワーク接続拠点を指しています。 3. 迅速なオンボーディングプロセス CDNetworksでは、多言語API、SDK、直感的で操作性の高いユーザコンソールをはじめとした様々なインテグレーションオプションをご用意しています。迅速かつシームレスなインテグレーションとデプロイにより、最小限の時間的・労力的・費用的コストでストリーミングを開始できます。

プレスリリース

[プレスリリース]2022年達成報告と2023年戦略概要を発表

コンテンツデリバリネットワーク(CDN)、エッジコンピューティング、クラウドセキュリティの業界先駆者であるCDNetworksは、重要市場であるアジア太平洋地域における更なるサービスパフォーマンス向上を目的として、リソース投資およびPoP(Point of Presence: ネットワーク接続拠点)拡張施策の継続・強化を決定しました。 特に日本、韓国、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマーといった主要国顧客に対するサービス安定性、配信速度、セキュリティの一層の改善を目指す2022-2023年戦略の一環として、上記は不可欠のものです。 信頼性の高いCDN、DNS分析の第三者機関”PerfOps”による2022年報告で、CDNetworksは中国、インドネシア、タイ、ベトナムにおけるCDNパフォーマンスで主導的役割を果たし、日本、韓国、シンガポールでも市場競争力を高めていることが示されました。そうしたアジア太平洋地域での力強い成長とそれを支える技術力は、CDNetworksの高度に専門的でローカライズされたサービス提供の成功を裏打ちしています。 CDNetworksのアジア太平洋市場における原点は、2000年、韓国での設立時にさかのぼります。現在、20年以上にわたるビジネス展開とイノベーションによって、CDNetworksはシンガポールに本社を置く、CDNおよびエッジコンピューティング業界のグローバルリーダーの一社となりました。そして今なお、顧客企業およびパートナー企業に高い評価を受けながら躍進を続けています。 親会社であるWangsu社(Wangsu Science&Technology Co., Ltd. / 網宿科技股分有限公司、深圳証券取引所SHE: 300017)の支援の下で、CDNetworksは世界2,800以上のPoPを保有し、アジア太平洋地域16カ国以上をカバーするまでに成長を遂げました。また、中国本土70以上の都市にPoPを配置し、中国市場でのビジネス拡大を望む企業向けにICP備案(ICP登録申請支援)サービスも提供しています。 CDNetworksは、アジア太平洋市場への投資を効率化するため多方面からのアプローチを行っています。2022年に達成された主な取り組みは以下の通りです: ・製品 2022年、CDNetworksは『Enterprise Secure Access(エンタープライズセキュアアクセス: ゼロトラスト設計SASEモデルサービス)』、超低遅延ストリーミング、WAAPソリューションなど、急速に進化するデジタル時代に対応できるよう設計された、一連の最新型製品を提供開始しました。 ・オペレーション 2022年、CDNetworksは全地域で担当営業およびサービスチームの人員・品質強化を行いました。お客様へのタイムリーかつシームレスなサポート体制構築はCDNetworksの最優先事項の一つであり、常により迅速で専門的なサービスオペレーションの提供を目指しています。 ・顧客エンゲージメント 2022年、CDNetworksは『BroadcastAsia Singapore』、『Cybersec Taiwan』、『ICTCOM Vietnam』、『Cyber Security