コンテンツデリバリネットワーク(CDN)、エッジコンピューティング、クラウドセキュリティの業界先駆者であるCDNetworksは、重要市場であるアジア太平洋地域における更なるサービスパフォーマンス向上を目的として、リソース投資およびPoP(Point of Presence: ネットワーク接続拠点)拡張施策の継続・強化を決定しました。
特に日本、韓国、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマーといった主要国顧客に対するサービス安定性、配信速度、セキュリティの一層の改善を目指す2022-2023年戦略の一環として、上記は不可欠のものです。
信頼性の高いCDN、DNS分析の第三者機関”PerfOps”による2022年報告で、CDNetworksは中国、インドネシア、タイ、ベトナムにおけるCDNパフォーマンスで主導的役割を果たし、日本、韓国、シンガポールでも市場競争力を高めていることが示されました。そうしたアジア太平洋地域での力強い成長とそれを支える技術力は、CDNetworksの高度に専門的でローカライズされたサービス提供の成功を裏打ちしています。
CDNetworksのアジア太平洋市場における原点は、2000年、韓国での設立時にさかのぼります。現在、20年以上にわたるビジネス展開とイノベーションによって、CDNetworksはシンガポールに本社を置く、CDNおよびエッジコンピューティング業界のグローバルリーダーの一社となりました。そして今なお、顧客企業およびパートナー企業に高い評価を受けながら躍進を続けています。
親会社であるWangsu社(Wangsu Science&Technology Co., Ltd. / 網宿科技股分有限公司、深圳証券取引所SHE: 300017)の支援の下で、CDNetworksは世界2,800以上のPoPを保有し、アジア太平洋地域16カ国以上をカバーするまでに成長を遂げました。また、中国本土70以上の都市にPoPを配置し、中国市場でのビジネス拡大を望む企業向けにICP備案(ICP登録申請支援)サービスも提供しています。
CDNetworksは、アジア太平洋市場への投資を効率化するため多方面からのアプローチを行っています。2022年に達成された主な取り組みは以下の通りです:
・製品 2022年、CDNetworksは『Enterprise Secure Access(エンタープライズセキュアアクセス: ゼロトラスト設計SASEモデルサービス)』、超低遅延ストリーミング、WAAPソリューションなど、急速に進化するデジタル時代に対応できるよう設計された、一連の最新型製品を提供開始しました。
・オペレーション 2022年、CDNetworksは全地域で担当営業およびサービスチームの人員・品質強化を行いました。お客様へのタイムリーかつシームレスなサポート体制構築はCDNetworksの最優先事項の一つであり、常により迅速で専門的なサービスオペレーションの提供を目指しています。
・顧客エンゲージメント 2022年、CDNetworksは『BroadcastAsia Singapore』、『Cybersec Taiwan』、『ICTCOM Vietnam』、『Cyber Security World Asia and Indonesia in View』といった業界でも主要の展示会を通じて、既存および将来の顧客企業とのエンゲージメントの深化を図りました。
[代表者コメント]
Yien Wu, Head of Sales in Southeast Asia / イエン・ウー、東南アジア地区ヘッド・オブ・セールス
「私たちは約10年前にASEAN諸国の広大な市場ポテンシャルを認識し、戦略的焦点を定めました。しかしながら各国の言語や文化の違いがもたらす多様な状況は、私たちのビジネスに複雑さを与えています。
けれども、私たちの戦略はそうした課題を排除することではなく、セールス、マーケティング、テクニカルサポートといった各分野において、グローバルとローカルそれぞれの視点からアプローチする機会として、課題をできるかぎり解決するべく受け入れることでした。グローバルに考えローカルに行動することでボーダーレスなチームを形成し、サービス品質をより向上させることができます。」
本リリースは、2022年11月18日(現地時間)に本社シンガポール法人が発表したリリースの抄訳です。原文は、以下リンク先でご確認いただけます。
https://www.cdnetworks.com/news/cdnetworks-boosts-investment-in-asia-pacific-market-to-empower-its-upgraded-localization-strategy/