CDNとは何か、その仕組みとは

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CDNetworksは、CDNサービスの専門企業です。世界中に分散配置した160以上の配信拠点(PoP)を通じて、日々4万以上のウェブやアプリケーションを高速配信しています。
今回は、私たちが提供するCDNサービスとは何か、どんな仕組みなのかを簡単にご紹介します。

CDNとは何か、その仕組みとは

 

CDNとは

CDNはContent Delivery Network(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)の略です。一般に、広範囲にネットワークしたサーバに配信したいコンテンツをコピーし、これらのサーバを通じて、コンテンツにアクセスしようとするエンドユーザとの(物理的・ネットワーク的な)距離が最も近いサーバから配信するものです。主にウェブコンテンツの配信速度を向上させたり、安定性や可用性を向上させたりといった目的で使われます。常に多くのアクセスを集めるウェブサイトでも使われますし、突発的にアクセスが集中する場合のあるウェブサイトやウェブサービスにおいて使われることも多いものです。
例えばポータルサイト、SNS、メディア、エンターテイメント関連産業のウェブサイト、eラーニング、オンラインゲームやスマホゲーム、EC、金融(オンライントレード等)、そして企業や行政のウェブサイトなどでよく使われています。
単純にCDNといえば、「コンテンツをキャッシュして配信するもの」との理解をされている場合も多いのですが、動的なコンテンツやアプリケーションの配信においてもCDNが有効な場合があります。

 

動的コンテンツ高速化におけるCDNの役割

動的コンテンツやアプリケーションなど、必ずオリジン(ウェブサーバ)との通信を必要とするコンテンツの配信においても、CDNetworksなら高速化を支援することができます。同様のサービスを提供しているのは、グローバルなCDNベンダの中でも限られた企業です。
具体的には、インターネットの基本的な仕組みの一つであるTCP通信を最適化し、RT(ラウンドトリップ、エンドユーザとウェブサーバ間で行われる通信の数)を削減することで実現します。グローバルにネットワークしたサーバの中で、オリジンに近いサーバをシールドサーバ、エンドユーザに近いサーバをエッジサーバとしてそれぞれに役割を持たせます。ユーザとエッジサーバ間のコネクション数を減らすことはできませんが、それ以外の通信ではあらかじめ結んでおいたTCPコネクションを再利用します。これによって、応答にかかる時間が短くなるだけでなく、オリジンへの通信回数も減るため、オリジンの負荷軽減にも繋がります。

 

この仕組みを利用して高速化できるのは、動的コンテンツやアプリケーションの配信だけではありません。海外向けのコンテンツ配信についても高速化が可能です。海外向けコンテンツ配信の高速化について、詳しくは以下のページをご覧ください。
>> 海外向けコンテンツ配信

 

CDNサービスを利用するメリット

CDNサービスを利用することで得られるメリットには、コンテンツ配信の高速化以外にもいくつかのポイントがあります。 一つめに、サービス利用型であり、利用した分だけ課金されるサービスのため、オリジン拡張のために設備投資を行なうのに比べて、コストを抑えることができます。
二つめに、CDNサービスは広範囲に大規模なインフラを構築しているため、テレビで自社製品が取り上げられたなどの突発的なアクセス増加時でもウェブサイトが落ちてしまうことなく、大きなチャンスを逃しません。
またCDNサービスを利用することで、スピード、可用性や安定性、柔軟性や拡張性に加え、セキュリティ面やサポート面でも品質の向上が見込めます。ウェブサイトやウェブサービス、アプリケーションを運営していて、パフォーマンスの低下に課題をお持ちの方や、信頼性を向上させたいという方は是非一度CDNetworksへご相談ください。

 

CDNサービスについて、簡単な説明資料を以下よりダウンロードしていただけます。
>> サービス資料ダウンロード

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