ミドルマイル高速化–CDNetworksのダイナミック・ウェブ・アクセラレーション(DWA)

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<記事掲載>

-ZDNet Japan Ad Special 2013年10月29日 11時00分

記事URL: http://japan.zdnet.com/pickup/cdnetworks_201310/35038494/

 

ミドルマイル高速化–CDNetworksのダイナミック・ウェブ・アクセラレーション(DWA)

 

[PR]CDNetworksのダイナミック・ウェブ・アクセラレーション(DWA)について解説。通信高速化でクラウドにおける遅延の低減と安定性向上を実現。SAPログイン時のレスポンスタイムを最大650%向上させた実力が特長だ。

 

- グローバルにおけるクラウドの業務活用に必須となるミドルマイル高速化

 国内企業のクラウドサービス活用が加速している。国内のICT総需要が伸び悩む中、クラウド分野だけは例外的に今後も急速に伸びると予測されている。企業のグローバル展開に伴う既存システムの運用コスト低減や運用負荷軽減、新規システムの安価な構築などを理由にクラウド導入を検討する企業が多いという。

 

 クラウド活用が進む中、課題となるのはグローバル拠点間のパフォーマンスの確保だ。オンプレミスとは違い、クラウドの通信は基本的にインターネット経由になる。そしてインターネットの特性により通信距離に比例してパフォーマンスが悪化する。パフォーマンスが悪ければ、1つ1つの動作で遅延が発生し、業務効率に悪影響を与え、利用者にとってのストレスとなる。

 


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 しかし、クラウドサービス利用の速度を高速かつ安定したものにするのは難しい。一般的にはインフラの増強が手段として用いられるが、十分な速度は期待できない。インターネットを利用する際の一番のボトルネックは海外拠点間のミドルマイル区間だからだ。サーバや回線の増強ではオリジンの処理能力とファーストマイル区間を高速化することしかできず、遅延の根本原因を解決できないのだ。つまりグローバル拠点間でクラウドを利用する際、インターネット通信そのものを改善することがパフォーマンスの向上に大きく貢献するということだ。そのために有効なのは、ミドルマイルの高速化だ。

 

 特にコンテンツデリバリネットワーク(以下、CDN)の活用は、ミドルマイルの高速化にも有効であるとされている。そして、クラウド時代のビジネスにおける必須ツールともいえるCDNを、国内のみならずグローバルに提供しているのがCDNetworksだ。特に、遠隔地からクラウドサービスを利用する上では、国際的なウェブアプリケーション配信のパフォーマンス向上に取り組んできた実績のある「ダイナミック・ウェブ・アクセラレーション(以下、DWA)」が注目されている。

 

 インターネットの高速化といえば、一般的に考えられるのがキャッシュサーバの活用だ。配信されるコンテンツをキャッシュサーバに蓄積して代理配信することで、エンドユーザからのアクセスを分散させる。動画などのコンテンツ配信に対する高速化としては十分有効なもので、この仕組みのみで作られているCDNもある。

 

 しかし、クラウドの業務利用という点から見るとこれでは力不足だ。業務アプリケーションをクラウド化した場合、ユーザのリクエストに応じて動的に処理したコンテンツを配信することが求められる。元のサーバに処理させる必要があるため、キャッシュでは太刀打ちできないのだ。

 

 一方、CDNetworksのDWAはキャッシュに加えてミドルマイルの高速化を行うことで、クラウドアプリケーションの利用にも対応する。

 

- シールドサーバとエッジサーバの多段構成によるTCP最適化で業務を支える

 エンドユーザのリクエストには最寄りのキャッシュサーバである「エッジサーバ」が対応するというのは、一般的なキャッシュサーバ活用と同じだ。しかし「エッジサーバ」にコンテンツが存在しなかった場合には、「シールドサーバ」と呼ばれる上位のキャッシュサーバにリクエストを行う。そして「シールドサーバ」にもコンテンツがなかった場合、つまり都度処理が必要なものなどに関しては、元の「オリジンサーバ」にリクエストを行う。

 

 ここでは、最寄りサーバにキャッシュがなかった際の問い合わせ先となる「シールドサーバ」の存在がポイントだ。

 

 「シールドサーバ」は「オリジンサーバ」と近い位置に設置されるため、この2者間の通信は遅延が発生しづらい。もちろん「エッジサーバ」はエンドユーザと近く、こちらも快適な通信が期待できる。問題となるのはミドルマイルになる「エッジサーバ」と「シールドサーバ」の間だが、この部分をTCP最適化することでアップロードとダウンロードの両方を高速化する。つまり、単純なキャッシュだけでは対応できない部分についても高速化を行っているのだ。

 

 そして、導入も非常に容易であるという特徴を持っている。新規導入にあたって必要なのは、CDNetworks側ドメインにて必要な設定を行い、その後お客様側でドメイン・ネーム・サーバ(DNS)の誘導先をCDNetworksに変更するだけ。ビジネスを止めることなく、即座に利用開始できるというのは大きな魅力だ。

 

CDNetworksのDWAが採用する高速化の仕組み
CDNetworksのDWAが採用する高速化の仕組み
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- 導入効果はSAPが徹底検証済

 CDNetworksのDWAがどれだけの力を持っているのかはっきりと表れているのが、SAPソフトウェア&テクノロジーのグローバルパートナーとして、「SAPパートナーエッジプログラム」に参加しているということだ。この参加にあたってはSAPがCDNetworksと協力し、SAPのグローバル協同開発センターでテストを実施している。

 

 テストは、グローバルなエンドユーザがSAPアプリケーションを利用することを想定して実施。サードパーティの測定ツールを利用した結果、ログイン時のレスポンスタイムが650%向上するという結果が得られた。

 

 グローバルアクセス時のドキュメント・ダウンロード時間の平均は66%向上し、グローバルアクセス時のエンドユーザレスポンスタイムも平均52%向上。毎分のトランザクション処理能力も2倍に拡大している。

SAPのグローバル共同開発センターで実施した共同実証のイメージ

 

 なにより重要なのは、こうした高速化の恩恵が世界中どこからのアクセスでも受けられるということだ。グローバル展開する企業にとって、各国の通信事情の差は悩ましいものだろう。SAPも、一般的なインターネット網を介してアプリケーション配信を行った場合、アクセスする場所によるレスポンスタイムの誤差は最大500%に達するとしている。遅延が甚だしくなれば処理エラーも発生するが、CDNetworksのDWAを活用した場合にはウェブアプリケーションにとって重要な、信頼性が高く高速な接続が得られる。

 

 十分な検証の上で採用されたCDNetworksのDWAについて、企業における活用を前提とした解説と、SAPによるテストの詳細についてはホワイトペーパーでご確認いただきたい。

 

 また、今回紹介したCDNetworksのDWAの仕組みや効果について、代表的な企業アプリケーション「SAP ERP」導入事例を踏まえた詳細が聞けるプライベートセミナーが11月13日(水)に開催される。SAPの企業アプリケーションを利用している企業や、遠隔地からのパフォーマンスや信頼性が課題となっている企業などにとって、貴重な情報収集の機会になるだろう。ぜひ足を運んで、自らの目でチェックしていただきたい。

 

イベントの詳細はこちらから  URL:https://www.cdnetworks.co.jp/seminar/1329/

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