週刊BCN主催 全国キャラバン2019 in 東京 講演ダイジェスト【その1】

event report image

Table of Contents

Try CDNetworks For Free

Most of our products have a 14 day free trail. No credit card needed.

Share This Post

本記事は、2019年3月20日に開催された「週刊BCN全国キャラバン2019」の開催レポートを2回にわたってお届けします。

講演資料のダウンロードはこちらよりどうぞ >>ダウンロードフォーム

先般開催された週刊BCN主催のリセラー向け全国キャラバン/東京会場に、CDNetworksが協賛・講演いたしました。
お忙しい中にもかかわらず、会場に足をお運びいただきました皆様には厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

CDNetworksのパートナープログラムに興味はありませんか?

CDNetworksでは、WEB高速化対策のCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)を主軸に、クラウド・セキュリティ、クラウドコンピューティング、データセンターなど、ネットワーク・インフラに関する全般的なサービスを提供しております。

今後、私たちのビジネスにご協力をいただけるパートナー様を広く募集しております。是非お問い合わせ・ご相談ください。
>>お問い合わせフォーム

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

講演では、いよいよ来年に開催が迫った東京オリンピックに備えたセキュリティ対策について、過去事例から想定される攻撃について理解を深めていただくとともに、その対策としてCDNetworksの「クラウド・セキュリティ・ボットマネージャ」をご紹介させていただきました。

=======================

<CDNetworks講演>
「ウェブセキュリティにおけるボット対策の重要性とは?」

BCNReportBlog2

 

オリンピックとサイバーセキュリティ

これまで開催のオリンピックの際に発生した攻撃です。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog3

 

来年の東京オリンピックでも過去のオリンピックでの事例から、これらのような攻撃が予想されます。

(クリックで拡大)

BCNReportBlog4

 

2016年のリオ五輪では、オリンピック史上最大規模のボットネットによる攻撃がありました。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog5

 

また、同年にDyn社が受けた攻撃は、ボットネット「mirai」によるもので、Dyn社のサーバが攻撃を受け、サービスが約6時間停止した事象がありました。

大企業であっても思わぬことが原因でサーバがダウンし、サービスが停止してしまう可能性が常にあり、どこに脅威が潜んでいるかわかりません。悪性ボットによる脅威は常に身近にあるものとして考えておいたほうがよいでしょう。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog6

 

近年増加している悪性ボットによる新しい脅威として、以下のようなものがあります。

① 興行チケットの買い占め
チケットを買い占めて、購入締切日の直前ですべてキャンセルをするなどの悪質な行為を繰り返すボットによる攻撃

② 競合サイトから価格情報盗み取り
Web上の価格情報を頻繁にチェックして回って常に競合の価格よりも安い価格で販売したり、競合サイトのコンテンツを盗む(スクレイピング)んだりなど、悪質な行為を繰り返すボットによる攻撃

③ ID/パスワードの総当たり攻撃(ブルートフォース・アタック)
手あたり次第、考えられるすべての数字パターンを試してIDやパスワードを解読、これによる個人情報流出の被害を生むボットによる攻撃

これら攻撃のインパクトとしては、金銭的損失や企業ブランドへのダメージが大きいといわれています。

本来、人間が行っていた攻撃を今日ではボットが行う時代に移り変わっているということです。このような状況からも、速やかなるボット攻撃への対策が必要とされています。

 

国による対策

「mirai」のような、IoT機器の初期設定の脆弱性をついた攻撃を未然に防ぐために、NICT(情報通信研究機構)の検査による取り組みが始まりまっています。これは「mirai」によるIoT機器を踏み台にした攻撃を少しでも減らすことが目的です。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog7

 

しかし、これだけでは完璧な対策とは言えません
そこで、各企業においても、それぞれでボット攻撃への対策が必要とされています。

 

ボット対策の第一歩

一般で提供されているDDoS攻撃対策は、いつ来るかわからない攻撃に対して備える保険のようなものですが、まだ起こっていないことへの対策費とし捉えた場合、少しコストがかかり過ぎる傾向にあります。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog8

 

また、一般的なボット攻撃対策は、ボットを駆除するためのJavaScriptやキャプチャなどのさまざまな機能の実装に手間がかかる傾向にあります。

このような理由から、これら対策の導入にはかなり高い障壁があります。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog9

 

そこで、これらを解決する手段の一つとして、CDNetworksのクラウド型セキュリティサービスの導入をお勧めします。

このサービスは、自分たちでコストのかかる設備を整えたり、さまざまな機能を実装したりする必要はなく、クラウド上で提供されているサービスを導入して利用いただくだけで、スムーズかつコスト効率よくボット攻撃に備えることができます。

(クリックで拡大)
BCNReportBlog10

 

しかしながら、最近は悪さをするボットも日進月歩で進化し続けており、JavaScriptやキャプチャなど、ボットを駆除するための機能を簡単に突破してしまう高度なタイプも出現しており、相変わらずのいたちごっこが続いています。

 

≫≫≫  第1回はここまで、第2回に続く・・・

 

CDNetworksのクラウド型セキュリティサービス

CDNetowkrsでは、クラウド型のWebセキュリティサービスを提供しています。

CDNでセキュリティ対策を行うメリットは、グローバルに豊富なキャパシティを有するCDNの配信プラットフォームをセキュリティ対策にも利用できることです。

つまり、「Webパフォーマンスの向上」と「Webセキュリティの強化」のいいとこ取りができる点が大きなメリットと言えます。

 

CDNetworksでは、下記3つのサービスをお客様に提供しています。

■クラウド・セキュリティ・ボットマネージャ >>こちら

急増するボット攻撃を未然に検知しブロックする多彩な機能を搭載し、未知の攻撃(ゼロデイ)検知にも有効です。より広範囲でさまざまなタイプのボット攻撃からWebサイトを保護します。


■クラウド・セキュリティ WAF
 >>こちら

豊富なシグネチャに対応し、動的ルールやボット管理機能による未知の攻撃(ゼロデイ)にも対応するなど、さまざまな脆弱性を検知・ブロックしてアプリケーション層への攻撃を防御します。


■クラウド・セキュリティ DDoS
 >>こちら

昨今発生しているDDoS攻撃のほぼすべてに対応し、ネットワークレイヤ3/4のすべての攻撃のほか、アプリケーションレイヤ7の攻撃にも対応します。

 

==================================

■パートナープログラム、サービス導入に関するお問い合わせはこちら >>お問い合わせフォーム

■サービス概要について知りたい方はこちら >>ホームページ

■サービス資料のダウンロードはこちら >>資料ダウンロード

■サービス導入事例やホワイトペーパーのダウンロードはこちら >>資料ダウンロード

==================================

☟お気軽にダウンロードください

wp-28

株式会社シーディーネットワークス・ジャパン TEL:03-5909-3373(営業部)

 

More To Explore

プレスリリース

[プレスリリース]自社サイトへのHTTPS DDoS攻撃と緩和を観測: 攻撃概要と攻撃上位国

CDNetworksは、2022年11月8日、弊社Webサイトを標的とした220万リクエスト/秒(RPS)の大規模DDoS攻撃*と、弊社セキュリティプラットフォームによる緩和を確認いたしました。 90秒間で累計1億900万リクエストにおよぶDDoS攻撃を、弊社『Application Shield(アプリケーションシールド)』が防御しました。 * DDoS攻撃: Distributed Denial of Service Attackとは、分散型サービス妨害攻撃とも呼ばれるサイバー攻撃手法の一つです。複数マシンから大量のトラフィックを集中させることで、Webサービスとそれを支えるサーバやネットワークの正常稼働を妨害し、ユーザの利用を阻止しようとする悪質行為です。 CDNetworksが誇るクラウド型セキュリティソリューション『Application Shield(アプリケーションシールド)』は、マルチレイヤセキュリティでネットワークを万全に保護しています。今回の攻撃標的は弊社Webサイトでしたが、より安全なオンライン環境実現のため、このソリューションはWebサービスを提供する、また利用する全ての皆さまのお役に立つものです。 ■攻撃概要 * データ粒度: 5分単位 アプリケーション層への攻撃として最大規模でないにせよ、今回の攻撃がHTTPSを介したものであったことは注目に値します。HTTPS DDoS攻撃を仕掛けるには、安全なTLS暗号化接続確立の必要があり、それは攻撃者の多大なるコスト負担増を意味しています。それほどに、昨今のサイバー攻撃情勢は激化してきています。 2022年11月8日12時02分33秒(GTM+9)ごろ、170万RPSを超えるDDoS攻撃がCDNetworks Webサイトを標的として始まりました。この激しい攻撃は60秒間続き、最大で220万RPSに達しました。CDNetworksのセキュリティプラットフォームでは、今回の攻撃フィンガープリントと一致する3,400万RPSの大規模攻撃を過去にも確認していました。このため、標的となったCDNetworks Webサイトはボットネット*による今回の攻撃から自動的に・完全に保護され、更なる対策を講じる必要はありませんでした。 *ボットネットとは、サイバー攻撃者がトロイの木馬等を使用して乗っ取った、多数のユーザアカウントやコンピュータで構成されるネットワークのことです。ボットネットに組み込まれたアカウントやコンピュータは大抵は無自覚なまま、サイバー攻撃の際に踏み台として悪用されたり、加担させられたりします。 ■攻撃国別 トップ5 今回の2.2M

プレスリリース

CDNetworks、2022カタールW杯のストリーミング配信をアジア屈指OTT企業と展開

『FIFA World Cup Qatar 2022』で最高潮を迎えているスポーツストリーミング配信の一翼を、アジア屈指のOTT*プラットフォーム企業と共に、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)の業界先駆者であるCDNetworksが担っています。 顧客であるOTTプラットフォーム企業および数百万人の視聴者の皆様に、この歴史的なイベントのライブストリーミングおよびビデオオンデマンドストリーミングサービスを本年もご提供できることは、私たちの喜びです。 * OTT: Over-the-Topとは、地上波放送・衛星放送・ケーブルTVといった通常配信手段を迂回し、インターネットを介して視聴者に直接提供されるメディアサービスの総称です。   ■CDNetworksによるストリーミングサービスの特長 1. ライブストリーミングに関するナレッジ CDNetworksには、ライブストリーミングに関する20年以上もの経験と技術力が集積されています。イングランドプレミアリーグ、アジアカップ、東南アジア競技大会といった国際的ゲームのストリーミングにおいても、プロフェッショナルなメディアデリバリソリューションを提供中です。 2. 大規模配信も安定の圧倒的リソース CDNetworksのコンテンツデリバリネットワークは、20万台以上のサーバ、2,800超のCDN PoP*で、世界70以上の国・地域をカバーしています。そうした潤沢なネットワークリソースが、グローバル数百万人規模の視聴者にも超低遅延かつ安定的な最高品質の配信体験をお届けし、OTTプラットフォーム企業の競争力を高めています。 *PoP: Point of Presenceとは、ネットワーク接続拠点を指しています。 3. 迅速なオンボーディングプロセス CDNetworksでは、多言語API、SDK、直感的で操作性の高いユーザコンソールをはじめとした様々なインテグレーションオプションをご用意しています。迅速かつシームレスなインテグレーションとデプロイにより、最小限の時間的・労力的・費用的コストでストリーミングを開始できます。

プレスリリース

[プレスリリース]2022年達成報告と2023年戦略概要を発表

コンテンツデリバリネットワーク(CDN)、エッジコンピューティング、クラウドセキュリティの業界先駆者であるCDNetworksは、重要市場であるアジア太平洋地域における更なるサービスパフォーマンス向上を目的として、リソース投資およびPoP(Point of Presence: ネットワーク接続拠点)拡張施策の継続・強化を決定しました。 特に日本、韓国、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマーといった主要国顧客に対するサービス安定性、配信速度、セキュリティの一層の改善を目指す2022-2023年戦略の一環として、上記は不可欠のものです。 信頼性の高いCDN、DNS分析の第三者機関”PerfOps”による2022年報告で、CDNetworksは中国、インドネシア、タイ、ベトナムにおけるCDNパフォーマンスで主導的役割を果たし、日本、韓国、シンガポールでも市場競争力を高めていることが示されました。そうしたアジア太平洋地域での力強い成長とそれを支える技術力は、CDNetworksの高度に専門的でローカライズされたサービス提供の成功を裏打ちしています。 CDNetworksのアジア太平洋市場における原点は、2000年、韓国での設立時にさかのぼります。現在、20年以上にわたるビジネス展開とイノベーションによって、CDNetworksはシンガポールに本社を置く、CDNおよびエッジコンピューティング業界のグローバルリーダーの一社となりました。そして今なお、顧客企業およびパートナー企業に高い評価を受けながら躍進を続けています。 親会社であるWangsu社(Wangsu Science&Technology Co., Ltd. / 網宿科技股分有限公司、深圳証券取引所SHE: 300017)の支援の下で、CDNetworksは世界2,800以上のPoPを保有し、アジア太平洋地域16カ国以上をカバーするまでに成長を遂げました。また、中国本土70以上の都市にPoPを配置し、中国市場でのビジネス拡大を望む企業向けにICP備案(ICP登録申請支援)サービスも提供しています。 CDNetworksは、アジア太平洋市場への投資を効率化するため多方面からのアプローチを行っています。2022年に達成された主な取り組みは以下の通りです: ・製品 2022年、CDNetworksは『Enterprise Secure Access(エンタープライズセキュアアクセス: ゼロトラスト設計SASEモデルサービス)』、超低遅延ストリーミング、WAAPソリューションなど、急速に進化するデジタル時代に対応できるよう設計された、一連の最新型製品を提供開始しました。 ・オペレーション 2022年、CDNetworksは全地域で担当営業およびサービスチームの人員・品質強化を行いました。お客様へのタイムリーかつシームレスなサポート体制構築はCDNetworksの最優先事項の一つであり、常により迅速で専門的なサービスオペレーションの提供を目指しています。 ・顧客エンゲージメント 2022年、CDNetworksは『BroadcastAsia Singapore』、『Cybersec Taiwan』、『ICTCOM Vietnam』、『Cyber Security